こんにちは、YOU司法書士事務所です。
東京証券取引所の市場再編がとうとう目前に迫ってきました。
今回の市場再編で、東証は現在の1部、2部、マザーズ、ジャスダックの4つの市場区分を「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3つの市場に改めることになります。
今回行われる東証の市場再編が本当に今までの市場を魅力的に変えることができるのでしょうか?
今回のコラムでは、4月に実施される東証の市場再編の直前情報と、今後さらに注目されるであろう東京プロマーケット市場にフォーカスして解説をいたします。
目次
東証の市場区分の変更がとうとう目前に迫ってきました!
日本取引所グループ「市場区分見直しの概要」より引用
再編後は「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」
東証の市場区分の変更に関しては以前に「東証の市場区分変更と東京プロマーケット」というコラムを書いていますので、ぜひそちらも読んでいただき東証の市場再編の参考にしていただきたいと思います。
まずは、以下の表をご覧になっていただき目前に迫った東証再編のイメージを持っていただきたいと思います。
日本取引所グループ「市場構造の見直し」より引用
さて、東京証券取引所は目前に迫って来た市場再編に向けて、全上場企業3777社の新たな移行先を公表いたしました。
そして、最上位とされるプライム市場には、1841社が移行することになり現在の1部上場の約8割の企業が最上位のプライム市場に留まることになります。
その要因は、基準を満たしていない企業にも改善に向けた計画書を提出することでプライム市場への移行を認める経過処置を設けたことによります。
最上位から降格する企業に配慮したと思われますが、その救済対象は300社にもおよび、プライム市場に移行する企業のなんと6分の1にも達しています。
今回の東証の市場再編は、上場の基準を厳格化することで海外からも多くの投資家を呼び込むことが狙いで、日本を代表するような企業を厳選した新市場を目指したはずなのに、厳格な市場の再編とはなっておらず、このままでは単なる看板の掛け替えとなってしまうことが今回の市場再編の大きな懸念材料とされています。
とりあえず、4月からの東証の市場再編後の株式市場の状況を見守ることにいたしましょう。
さて、今回の東証の再編についての大まかな理解はできたと思いますが、今回の注目ポイントは東証再編の影響を受けなかった東京プロマーケットについても細かく検証してみたいと思います。
東証の市場区分の変更に対する東京プロマーケット市場の魅力を解説!
東京プロマーケットはマザーズ・ジャスダックに続く2012年7月に始まった新興企業向けの東京証券取引所の市場の1つです。
そして東京プロマーケット市場は、今回の東証の市場再編とは関係なく存続いたしますので、東証の市場再編によって東証への上場が困難になったこともあり、当事務所では東京プロマーケットが今よりも注目の市場になると考えています。
東京プロマーケットへ上場することによって得られるメリットは「知名度や信用度のアップ」「組織力アップや従業員の士気向上」「資金調達のしやすさ」など、一般的な上場企業と同じようなメリットを受けることができますし、さらに支配権を維持したままの上場や着実に最短距離で上場できるといった東京プロマーケットが独自に持つメリットを受けることができます。
東京プロマーケットには「JーAdviser制度」という特有の精度があり、JーAdviserは東京プロマーケットへの上場の準備のサポートや上場審査、上場後の監視といった業務を一貫して行っていきます。
このJーAdviserと上場準備会社がしっかりと連携を取って東京プロマーケットへの上場の準備を進めていくことで、上場までの期間やコストを削減することが可能になります。
そして、このコラムを執筆しているYOU司法書士事務所は、東京証券取引所から上場のプロフェッショナルとして認められたJーAdviserの1つであるフィリップ証券と連携して東京プロマーケットへの上場のサポートをおこなっています。
YOU司法書士事務所では、東京プロマーケットへの上場の多くのサポートの経験がありますので、東京プロマーケットへの上場の検討をされている企業様は、当事務所の無料相談をお気軽に利用して、ぜひご相談をしていただきたいと思います。
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