生活保護の人が闇金に手を出すのは危険！無利子の借金や不足金の補填方法を紹介

生活保護を受けているのに、お金が足りない。

そんなとき、ネットやSNSで見かける「生活保護でも借りられる」「審査なし・即日融資」などの甘い言葉に、つい心が揺れてしまったことはありませんか？

しかし、甘い言葉の先に待っているのは、闇金による過酷な取り立てや、生活保護の打ち切りといった深刻なリスクです。

本記事では、生活保護を受けていても安心して使える支援制度や、闇金と関わってしまった際の具体的な対処法をわかりやすく解説します。

これ以上、闇金に悩まされない人生を取り戻すためにまずは、この記事を最後まで読んでみてください。

生活保護の人が闇金で借金を作るのは危険

生活保護を受けている方が闇金に手を出すのは、非常に大きなリスクを伴います。

以下のような深刻な問題が次々と起こるリスクが潜んでいます。

• 生活保護の打ち切られる可能性
• 闇金業者から生活保護の支給金をすべて奪われる危険性
• 闇金に借金漬けにされる危険性

以下で詳しく見ていきましょう。

生活保護を打ち切られる可能性

生活保護を受けている人が闇金からお金を借りると、保護の打ち切り対象になるケースがあります。

生活保護制度では、借金をして生活を維持することは原則として認められておらず、返済義務がある借入は収入とみなされる場合があるため注意が必要です。

闇金から借りたお金が入金されたことで、収入があったと役所に判断され、生活保護費を減額されたり、生活保護が打ち切られたりするケースもあります。

闇金業者から生活保護の支給金をすべて奪われる危険性

闇金業者に一度借りると、支給される生活保護費をすべて奪われる危険があります。

なぜなら、闇金は高額な利息を設定し、毎月の生活保護費支給日に返済日としてお金を取りに来たり、振込口座を把握して強引に引き落としたりすることがあるためです。

10万円を借りて1ヶ月後に15万円を請求され、生活費がすべて持っていかれるような被害も実際に起きています。

生活のために借りたはずが、結果的にその生活費すら失ってしまう危険性があり注意が必要です。

闇金に借金漬けにされる危険性

闇金に一度関わると、何度も借りざるを得なくなり、いわゆる借金地獄に陥ります。

闇金はわざと返済できないような条件を提示し、さらに別の闇金業者を紹介することで、連鎖的に借金を増やしていく手口を使うためです。

たとえば「この業者ならもっと安く借りられるよ」と言われて別の闇金に紹介され、気づけば3社、4社と借りることになっていたという事例が多数あります。

借りても返せない、返せないからまた借りる、という悪循環が生活を完全に壊してしまうのです。

生活保護の人が闇金から借金をする前にできる3つの対処法

もし今、闇金から借りようかと迷っているなら、まずは合法で安全な対処法を検討してみてください。

以下の3つの方法を知ることで、危険な借金に頼らずに済む可能性があります。

• 福祉事務所やケースワーカーへの相談
• 無利子で借りられる生活福祉資金を使う
• 勤労控除の仕組みでハローワークや単発バイトを行う

順に詳しく説明していきます。

福祉事務所やケースワーカーへの相談

困ったときは、まずケースワーカーや福祉事務所に正直に相談することが大切です。

急な出費や困窮時の対策は制度として用意されており、きちんと相談すれば合法的に支援を受けられます。

何も相談せずにいると、正しい支援が受けられず、結果として闇金に手を出すことになります。

困ったときほど、行政に頼ってみてください。

無利子で借りられる生活福祉資金を使う

生活福祉資金貸付制度を使えば、無利子や低利でお金を借りることができます。

生活福祉資金貸付制度は、都道府県社会福祉協議会が窓口となり、収入が低い世帯向けに生活の立て直しを支援するものです。

たとえば、緊急小口資金や総合支援資金といった種類があり、用途に応じて最大で数十万円まで借りられる可能性があります。

闇金ではなく、こうした公的制度を使うことで安心して生活再建に向かえます。

勤労控除の仕組みでハローワークや単発バイトを行う

生活保護を受けていても、条件を満たせば勤労控除によって働いた分の一部が収入として認められ、生活保護費が全額減ることはありません。

生活保護制度には働く意思を評価する仕組みがあり、働いたらすぐ打ち切りというわけではありません。

たとえば、短時間のバイトや内職をハローワークで探し、月に数万円程度を稼ぐことで、支給額を維持しながら収入を増やすことが可能です。

生活保護の人に寄ってくる闇金業者の特徴

生活保護を受けている人を狙う闇金業者には、共通するいくつかの特徴があります。

一見すると優しそうな態度や言葉で近づいてきますが、その裏には危険な意図が潜んでいます。

• 優しい言葉で勧誘する
• 「誰でも借りられる」と審査が緩いことを強調している
• 「電話やSNSで取引き完結」と手軽さを謳っている

このような特徴を見抜くことが、闇金を避ける第一歩です。

優しい言葉で勧誘する

生活保護を受けている人をターゲットにしている闇金業者は、親切さを前面に出して近づいてきます。

生活が苦しい人は強引な態度よりも、親身に話を聞いてくれる人に心を開いてしまいやすいためです。

たとえば「今すぐ助けてあげたい」「事情わかりますよ」「大丈夫です、一緒に頑張りましょう」など、まるで福祉関係者のような口調で安心感を与えてきます。

「誰でも借りられる」と審査が緩いことを強調している

「審査なし」「無職でも可」「自己破産歓迎」など、言葉で誘ってくる業者は、ほぼ間違いなく闇金です。

正規の金融機関では収入の確認や返済能力のチェックを必ず行い、生活保護受給者には原則として貸し付けを行いません。

審査がないというのは、利用者を守る仕組みがないということを理解しましょう。

「電話やSNSで取引き完結」と手軽さを謳っている

「LINEだけで完結」「書類不要」「当日振込」など、簡単さを強調する闇金業者も非常に危険です。

正規の金融機関や公的制度では、必ず本人確認や契約書の交付が必要です。

必要な書類を飛ばして取引すること自体が違法な証拠といえます。

たとえば、LINEで身分証を送っただけでお金が振り込まれた場合、それは後から法外な利息を請求されたり、個人情報を悪用されるリスクが高いサインです。

簡単すぎる＝危ない、と認識することが、自身を守ることにつながります。

生活保護の人が闇金から借金をしてしまった際の対処法

闇金と関わってしまった場合、絶対に一人で抱え込まず、早急な対処が大切です。

特に生活保護を受けている方は、対応を間違えると支給停止や今後の生活に大きな支障をきたす事態になるおそれもあります。

以下の3つの方法を取ることで被害の拡大を防ぎ、生活を立て直す一歩を踏み出せます。

• 福祉事務所やケースワーカーへ正直に告白する
• 各市町村の無料相談や法テラスへの相談を検討する
• 有料の弁護士・司法書士への相談・依頼を検討する

順に詳しく説明します。

福祉事務所やケースワーカーへ正直に告白する

闇金と関わってしまった場合、まず最初にすべきことは福祉事務所への相談です。

生活保護は生活再建を支援する制度であり、困ったときに相談するのが制度の正しい使い方です。

たとえば、無断で借金をしたことを隠したまま放置すると、不正受給と判断されて支給停止や返還命令を受ける可能性もあります。

ケースワーカーは相談内容によって、一時扶助や弁護士への相談など、できる限りの方法を考えてくれる存在です。

怒られるのが怖いと思うかもしれませんが、黙っていることのほうがリスクははるかに大きいのです。

各市町村の無料相談or法テラスへの相談を検討する

お金の余裕がない場合は、無料で相談できる公的な窓口を使うのが有効です。

法テラスや市区町村の法律相談は収入が少ない方のために設けられており、生活保護受給者も対象となっています。

法テラス（日本司法支援センター）では、条件を満たせば無料法律相談や弁護士費用の立替制度の利用が可能です。

また、多くの自治体で月に数回、予約制の法律相談が開かれており、地元の弁護士と直接話せるチャンスもあります。

誰にも頼れないと思い込まず、まずは役所や法テラスに「闇金のことで困っている」と伝えることが、被害から抜け出す最初の一歩です。

有料の法律・司法書士の専門家への相談・依頼を検討する

すでに闇金から取り立てを受けていたり、LINEや電話が止まらなかったりする場合は、闇金対応に強い専門家への依頼を真剣に考えるべきです。

闇金業者は違法な存在であり、法的な対抗手段がないと自分だけで解決するのは極めて難しいといえます。

相談自体は無料で受け付けている事務所も多く、料金についても分割払いや後払いに対応している場合があります。

「お金がないから頼れない」と思っている方こそ、まずは相談してみてください。

生活保護の人が闇金に関わってしまったときに頼れる弁護士・司法書士事務所6選

生活保護を受けている方が闇金問題に巻き込まれた場合、専門家の力を借りることが解決のカギとなります。

闇金との関係を自力で断ち切るのはとても難しく、早い段階で闇金対応に強い法律の専門家への相談が重要です。

以下の司法書士・弁護士事務所は、生活保護受給者にも寄り添った対応をしてくれるので、相談先として検討してみてください。

1.ウイズユー司法書士事務所

ウイズユー司法書士事務所は、闇金被害相談に幅広く対応してきた実績を持つ事務所です。

電話やLINEでの相談が可能で、外出が難しい方でも自宅から安心して専門家のアドバイスを受けられます。

初回相談料は無料で、依頼費用も分割払いに対応しているため、生活保護を受けられている方や経済的に困難な状況にある方でも無理なく依頼できます。

全国の闇金被害者を救済してきた確かな経験と信頼を背景に、生活を立て直すための力強いサポートを提供してくれる事務所です。

ウイズユー司法書士事務所に無料で相談

ウイズユー司法書士事務所の口コミ

突然、闇金から連絡があり、どうして良いかわからず各所相談しましたが、どこにメール・電話をしても断られ途方に暮れていました。そんな中、親切・丁寧に対応して頂き、相談したその日に、連絡をして頂き、3日後には連絡が来なくなりました。
いろいろな相談にも乗って頂き大変助かりました。
引用：Googleマップ

2.司法書士法人アストレックス

司法書士法人アストレックスは、闇金の取り立てや嫌がらせを即座に止める力を持った専門事務所です。

全国どこに住んでいてもオンラインで専門家と話すことができ、しつこい電話や脅しに悩んでいる方には、安心して生活を取り戻すための方法を一緒に考えてくれる心強いパートナーです。

これまでにたくさんのケースを解決してきた実績があり、はじめて相談する方でも安心して頼ることができます。

生活保護と闇金の問題で不安を抱えている方にも、寄り添って支えてくれる事務所です。

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司法書士法人アストレックスの口コミ

依頼から着手まで非常に早く、費用の分割にも応じて頂き、全て終了後もアフターフォローがあるので最後まで安心できました。ありがとうございました。
引用：Googleマップ

3.SAO司法書士法人

SAO司法書士法人は、10年以上にわたって闇金の問題に取り組み、これまでに5万件以上を解決してきた実績のある事務所です。

経済的に苦しい状況の方や生活保護を受けられている方でも安心して相談できます。

さらに、闇金業者から再び連絡があった場合でも追加費用なしで対応してくれるので安心です。

分割払いや後払いにも対応しているため、費用面の心配があっても無理なく依頼できます。

生活保護と闇金の両方で悩んでいる方に寄り添い、安心な生活を取り戻すサポートをしてくれる事務所です。

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SAO司法書士法人の口コミ

業者に返済が出来ず、会社に何回も取り立て電話がかかってきたので、非常に困って相談することにしました。
電話対応や内容確認等が非常に丁寧で、支払いについても依頼者の事を考えてくれて、助かりました。
依頼してよかったです！
引用：Googleクチコミ

4.イーライフ司法書士法人

イーライフ司法書士法人は、これまでに1.2億円以上の不当な借金をなくしてきた実績を持つ事務所です。

年中無休で24時間相談を受け付けているため、夜中や休日に闇金から嫌がらせを受けてもすぐに専門家に相談できます。

依頼したその日から対応が始まるので、生活保護を受けている方でも安心して相談でき、匿名での相談も可能です。

遠方に住んでいる方も来所せずに手続きを完結できるので、無理なく依頼できます。

生活保護と闇金の問題で悩んでいる方が安心を取り戻すために、心強い支えとなってくれる事務所です。

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イーライフ司法書士法人の口コミ

はじめての相談で不安でしたが、とても丁寧に話を聞いてくださり安心しました。
対応も迅速で、あのしつこい取り立てもすぐに止まり、本当に感謝しています。（東京都：40代男性）

5.六本木総合法律事務所

六本木総合法律事務所は、闇金問題の解決に豊富な実績を持ち、専門的な知識と経験で安心できる対応をしてくれる事務所です。

闇金のSNSを利用した手口や後払い現金化など、複雑なケースにも迅速に対応し、取り立てを止めてくれます。

闇金から再度接触があった場合も追加費用なしで対応してくれるため、生活保護を受けている方でも長く安心して任せられます。

はじめて闇金の被害に遭って不安を感じている方にとって信頼できるパートナーです。

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六本木総合法律事務所の口コミ

闇金の件でなかなかの件数でしたが全てご対応頂き、迅速で丁寧なご対応して頂きました。
分割払いにも寛容に対応頂き助かりました。
もう手は出しません。この度は本当にありがとうございました。
引用：Googleクチコミ

6.ふくだ総合法務事務所

ふくだ総合法務事務所は、これまでに1万件以上の借金問題を解決してきた確かな実績を持つ事務所です。

代表の司法書士が直接すべての闇金業者と交渉を行うため、しつこい嫌がらせにも安心して対応を任せられます。

連絡があったその日からすぐに動いてくれるスピード感があり、必要に応じて警察への同行や勤務先への説明まで行ってくれるので、生活保護を受けている方でも心強いサポートを受けられます。

地方に住んでいる方からも信頼を集める、頼りになる事務所です。

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ふくだ総合法務事務所の口コミ

生活に困っていたため闇金に手を出してしまい自転車操業になってしまいました。支払い前日の夜にもう無理だと思いTikTokで見たことがあったため相談したところすぐに対応していただきました。闇金からの嫌がらせもなく支払いも分割で対応していただいて本当に助かりました。ありがとうございました。
引用：Googleクチコミ

生活保護の闇金問題によくある質問

生活保護中の闇金の借金については誤解も多く、不安を抱える方が少なくありません。

以下に記す疑問は、特に多くの方が気にしている内容となりますので、不安を抱えている方は参考にしてください。

生活保護の人が正規の金融業者（サラ金など）から借金をしても問題はないか？

生活保護受給中であっても、法律上は正規の金融業者からの借入は可能です。

ただし、現実には「生活保護を受けている人は返済能力がない」とみなされ、審査に通ること自体が困難です。

また、万が一借入ができたとしても、返済に困って生活が破綻すれば本末転倒といえます。

借金は収入と見なされることもあり、福祉事務所から調査される可能性もあります。

結論として「借りられるか」ではなく「借りるべきか」を慎重に考えることが大切です。

闇金の借金がケースワーカーにバレると生活保護は打ち切られるか？

結論から言うと、必ずしも即打ち切りになるわけではありません。

ただし、借金の内容や使い道によっては不適切な支出と判断され、減額や指導の対象となることがあります。

たとえば、ギャンブルや浪費目的の借金だと問題視されやすく、またケースワーカーへの報告義務を怠った場合も信頼を失う原因になります。

一番避けたいのは、黙って闇金と関わり続けることです。

問題が大きくなる前に、正直に相談することが大切です。

お金が不足した際に無断で借金をしたりバイトをしたりするとどうなるか？

無断での借金や就労は、生活保護制度上のルール違反になるおそれがあります。

生活保護では、就労収入がある場合には収入申告が義務付けられていますし、借金についても内容次第では報告が必要です。

たとえば、こっそり日雇いバイトをしていたり、黙って借金をしていたことが発覚すると、生活保護費の返還や制度の利用制限につながるケースもあります。

どうしてもお金が足りない場合は、まずはケースワーカーに相談し、一時扶助や生活福祉資金貸付制度など、正規の支援策を使いましょう。

生活保護の人が闇金から借金をしてはいけない！

生活保護を受けている方が闇金に手を出すのは、絶対に避けるべきです。

闇金に手を出さない理由は、法外な利息や違法な取り立てを行い、生活を完全に壊してしまうからです。

「少しだけなら」「今月だけ」という気持ちが、後に大きな代償となって返ってきます。

万が一、闇金と関わってしまったなら、一人で抱え込まずに専門家に相談することを最優先にしてください。